ASP-DACとEDATフォーラム

　ASP-DAC(Asia and South Pacific Design Automation Conference)はアジアおよび南太平洋地区を活動拠点とする、EDA技術およびVLSI設計技術の国際会議で、米国のDACおよび欧州のDATEとは姉妹関係にある。1995年に第1回が開催され、今回(2000年1月)で第5回目を迎える。IEEE CAS、ACMSIGDA、電子情報通信学会、情報処理学会の四学会の共催で、EIAJはEDAテクノフェアを同時開催することにより後援している。3年に1度は海外で開催される。　一方、EDATフォーラム(略称)はASP-DACが海外で開催される年に、EDAテクノフェアの併設イベントとして、EIAJが主催するEDA関連のフォーラムである。過去は「EDA標準化フォーラム」として開催したことがあるが、1999年は「システムLSI設計技術フォーラム」として開催した。


<過去のASP-DACと今後の予定>

　　ASP-DAC'95(1995年8/9月)　幕張メッセ

　　ASP-DAC'97(1997年1月)　幕張メッセ

　　ASP-DAC'98(1998年2月)　パシフィコ横浜

　　ASP-DAC'99(1999年1月)　香港

　　ASP-DAC 2000(2000年1月）　パシフィコ横浜

　　ASP-DAC'01(2001年1月）　パシフィコ横浜　(予定)

　　ASP-DAC'02(2002年1月）　インド、バンガロール（予定）





　　日時・場所：2000年1月25日(火)-28日(金)　パシフィコ横浜

　　基調講演：(1) 浅井 彰二郎氏(日立）　(2) C.L.Liu教授(台湾 清華大) 

　　　　　　　(3) William Herrick氏(米国 Compaq Computer)

  　特別セッション（抜粋)：

　　　・"EDA Vendor Executive Panel"

　　　・"University LSI Design Contest"

　　　・"CAD for Embedded Systems"

　　　・"Industry-Academia Cooperation" Panel

　　　・"Future of System Level Design Languages"（EDATC提案）

　　　・"One Language or More? " Panel （同上）

　　一般論文発表：投稿論文90件。5トラック並行。

　　チュートリアル：1月25日(火)。5分野。

<システムLSI設計技術フォーラム (略称：EDATフォーラム'99)> 　EDAテクノフェア'99の併設イベントとして、1999年1月27日パシフィコ横浜にて開催された。唐津治夢氏(ATR)、森野明彦氏(NEC)、Gajiski教授(UCI) による「設計技術の未来」についての特別講演、および関連分野の諸氏による「システムLSI設計技術の課題と将来」に関するパネルディスカッションがなどを通じて、200名を越える参加者による熱心な討議がおこなわれた。

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